僕がシュリーマンになるまで(仮)

How I become a multilingual millionaire

中国語000:僕の中国語学習遍歴

 僕が中国語を勉強しようと思ったきっかけは、県庁に入った最初の年に遡る。当時、人事課主催で庁内職員を対象に「中国語講座」が開催されていた。毎週水曜日の夕方から、国際課に中国武漢省から国際交流員(CIR)としてJETプログラム経由で配属されている先生を相手に中国語の基本を習う講座だ。

 別に何か興味を引く分野があったわけではないけど、「中国語も出来るようになればもしかしたら国際課に行きやすくなるんじゃないか」という下心があったのは確かだ(てかそんな動機ばかり)。半年間ピンインの基礎をみっちり教えられたけど、仕事が忙しかったのもあるし興味がないこともあって、しばらくするとまるでインカ帝国のごとく全部忘れてしまった。

 そのあと、中国語のことを思い出したのはシンガポール赴任が決まってからだ。「そういえばシンガポールでも中国語が話されているらしい」程度で、正直CLAIR本部で英語でも大変なのに同時に中国語を学ぶ気にはならなかった。

 状況はシンガポールに行ってもそんなに変わらない。研修の一環で中国語の先生がついてマンツーマンレッスンを受けてはいたのだが、大陸出身の先生が話している中国語をその辺のお店に行って使うと、明らかに何かが違う。必要がないから勉強しない。勉強しないから通じない。通じないからやる気も出ない。こういう悪循環のサイクルを常にグルグル回ってきたわけだ。

 

 こうやって思い返すと自分のやる気のなさになんだか悲しくなってくるが、要はそんな感じで初級者に毛が生えた程度のレベル(お店で注文ができるとか日常の挨拶ができる程度の話)でここ10年くらいの間ずっとさまよってきたのが、まあ僕の中国語の実態である。考えるとこれはこれで凄い。普通だったらこういうフラストレーション、「なんでいつまで経っても話せないんだよ!」という怒りを抱えたまま悶々と時間を徒過することは耐え難いはずだ。とっくに中国語のことなんか忘れているに決まっている。というか忘れたい。忘れて西洋言語の世界に行ってしまえばいい。なのにどうしても中国語を話したい。話さねばならない。なぜか。

義理の家族が全員中国語オンリーでコミュニケーション取るからです。

・・・で、今回自営業となり身の程しらずにも「現代のシュリーマンを目指す」とか何とかやっちゃったからには、まずこの宿年の大敵、中国語の野郎をなんとかねじ伏せ、少なくとも意思疎通が問題なく出来るレベルにもっていこうというのが現在の状況です。

 昔中検4級は取って、そのあと1500語ぐらいは単語を覚えたのでまあ多分中検3級レベルでしょう。こんなショボいレベルからどれだけ上げることが出来るのか?請うご期待。